Cutting Tools | Optocomb

切削工具

切削工具刃先の形状測定による加工プロセス最適化

切削工具刃先の検査におけるソリューション

三次元形状プロファイルの取得
インサートの位置やずれ量の計測
任意方向の形状検査
微小欠けの三次元測定
１ミクロン分解能
高速かつ自働化された三次元スキャン
使いやすい測定・解析ユーザインターフェース
検査レポートの自動作成
データや検査レポートの出力

切削工具刃先の形状測定
機械加工の現場では、高性能で高品質な部材成形に応えるべく、高速かつ高精度な形状測定が求められます。特に、マザーマシンと呼ばれる工作機械の構成部材には、非常に厳しい寸法公差が要求されます。弊社のOptoComb三次元測定器は、これらの要望に応え、製造プロセスを効率化することにお役立ていただけます。インサートの高分解三次元データの取得や微小欠陥の検知、インサートの姿勢や位置などの評価をわずか数秒で実現します。

工具の位置出し及び変位
切削工具の位置出しは、要求される寸法公差を満たすため、そして効率的な加工プロセスの実現のためにとても重要です。弊社のOptoComb三次元測定器は、高分解三次元データの取得を通して、工具位置出し確認や偏差検出、ミクロンオーダでの刃先変位量の追跡を実現します。例えば、ホルダ上のインサート固定が加工反力によってわずかに緩み、姿勢ずれが生じた場合でも、即座にそれを検出し定量化することが出来ます。

インサート形状
弊社の計測ソフトウェア「OptoComb Suite」をご利用いただければ、測定された三次元データを可視化し、インサートの形状分析を効率化することが出来ます。内蔵された形状フィッティングアルゴリズムとそれに基づいた検査レシピをお使いいただければ、切削工具の重要な形状パラメータを抽出することが可能です。例えば、ミクロンオーダの精度でインサートのコーナー径を算出し、高精度が求められる加工プロセスのモニタリングにお役立ていただけます。

工具刃先損傷の検出
工具位置出しや形状検査に加え、逃げ面やすくい面に生じる摩耗の検出や定量化にご活用いただくことも可能です。OptoComb三次元測定器の持つ1ミクロンレベルの分解能によって、逃げ面摩耗やクレーター摩耗の状態を追跡することが出来ます。さらに、チッピングや構成刃先、フレーク摩耗や溶着、塑性変形などの検出にもご活用いただけます。定量データ解析に基づく工具摩耗の抑制や生産性の向上に、弊社OptoComb三次元測定器を是非ご活用ください。