コンロッドのフル3Dプロファイル
XTIAの3Dスキャナーは、独自の光コムテクノロジーにより、コンロッドの完全なプロファイルを数秒で作成し、部品の高解像度の寸法検査と目視検査を行うことができます。このような高速かつ高解像度の性能により、製造されたすべてのコンロッドのインライン品質管理を人手を介さずに行うことができます。XTIAの計測ソフトウェア「Optocomb Suite」を使えば、部品の計測からデータ処理、品質評価まで、コンロッドの全検査工程を完全に統合・自動化することができます。

GD&T解析
Optocomb Suiteでは、高解像度の光コム3Dデータを自動的に処理して、コンロッドの寸法検査を自動化することができます。独自のカスタムレシピを作成し、コンロッドの特徴を自動的に検出し、位置ずれ、平面度、直線度、平行度、直径、真円度などの品質管理を即座に行うことができます。そして、寸法検査の結果を即座に保存し、製造ラインの強化と合理化に活用することができます。

外観検査
コンロッドのボアに微小な欠陥があると、組立工程や最終製品の動作に特に悪影響を及ぼすことがあります。しかし、このようなボア内の小さな欠陥を検出することは、メーカーにとっては大変な作業です。XTIAのHelical Scanを使えば、コンロッドのボアに深く入り込み、内壁を2μmの分解能で目視検査することができます。これにより、メーカーは3次元の微細な欠陥を検出・識別し、その大きさを3次元で抽出することができます。このような定量的な情報が得られれば、コンロッドの製造プロセスを十分に検討し、生産体制を強化することができます。